アトピーとインフルエンザについて
卵、特に卵白にアレルギーを持っていると、インフルエンザの予防注射が受けられない場合があります。インフルエンザワクチンは、インフルエンザを鶏の卵の中で培養するためです。インフルエンザやおたふく風邪のワクチン、ツベルクリン検査試薬には、同様にすべて微量の卵の成分が含まれています。卵の成分は可能な限り除去されますが、卵の加工品を食べてアレルギー反応が出てしまう方は、ワクチンの皮膚テストを受けてからワクチンを接種するほうが良いです。アレルギー症状が強い場合は、かならずお医者さまに相談しましょう。
ただし軽めのアレルギーでも体調などにより、アレルギー症状が出ることもあります。体調が良い日に予防接種を受けるようにしましょう。体調の悪いときに予防接種を受けたことによって、せっかく直りかけていたアトピーが、インフルエンザの予防接種後にぶり返してしまう(悪化してしまう)、などということも無きにしもあらずかもしれませんので、体調が良好な状態の時に、ワクチンの皮膚テストを行ない予防接種を行なってくれる病院を探しましょう。
予防接種の副作用の出方としては、予防接種後15分ほど経過してから始まる即時型の反応と、6時間ほど経過してから始まる遅延型の反応があります。症状としては、予防接種を受けた場所が腫れたりじんましんがでたりする、喘息発作を起こす、そしてアトピーの悪化などの出方があります。予防接種に含まれるさまざまな成分によるアレルギー反応も、他のアレルギーとの重なりがあれば副作用を起こしやすくなる可能性が高くなります。インフルエンザの予防接種を受ける場合は病院に電話をして、あらかじめアトピーを持つ方に対応してくれる病院か確認しましょう。


