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風邪をひいたときタイプによって悪化するアトピーと良くなるアトピー

風邪をひくとアトピー性皮膚炎がよくなる人が多いようです。一方で、風邪のときにはアトピーが悪化する人もいます。風邪とアトピー性皮膚炎の関係をみていきましょう。

風邪をひいて熱が出ると、アトピー肌がつるつるになるという体験談があります。これはアトピーが治ったわけではなく、一時的なもののようです。何故アトピー肌が改善するのか、いろいろな理由が考えられます。一つに、発熱することで汗をかきにくいアトピー性皮膚炎の人も汗をかき、悪いものが体内の外に出るから、という考え方があります。汗をかくことは人間の身体にとって重要ですから、アトピー性皮膚炎の症状も軽くなる、というわけです。また、風邪に打ち勝つために身体の内側がいろいろと忙しく働くためにアトピーの症状はいったんお休みする、というような考え方もあるようです。

風邪をひいたときに症状が軽くなるといわれているのはアトピーだけではありません。アトピー性皮膚炎と原因が似ているといわれているうつ病でも、改善がみられる例があります。うつ病もアトピーも多大のストレスがかかったときに症状が悪化することがありますが、風邪をひいて高熱が出たりするとストレスを感じるためのある意味での余裕がなくなり、頭がぼうっとしてストレスを感じなくなるから、とも言われています。風邪によりアトピー性皮膚炎のかゆみが減ることも、脳が風邪や熱によってだまされている、ともいえるのではないでしょうか。

一方で、風邪をひくとアトピー肌がより悪化する場合もあります。そういうアトピーのタイプは、もともと熱を身体に保ちすぎているタイプといえます。ジュクジュクしたアトピーの肌の場合は発熱でさらに悪化してしまうようです。また、風邪のときには鼻水やくしゃみが出るため、鼻のかみすぎで鼻の粘膜や皮膚が荒れて痛くかゆくなってしまうこともアトピーの悪化といえます。せきをしてのどが乾燥するので、肌も乾燥してしまうことも考えられます。保湿をしても熱でお風呂に入れずに洗い流せないと菌が発生しやすくなり、アトピー肌を悪化させます。

風邪は万病のもとといわれるくらいですから、アトピーの症状が軽くなるからといって風邪をひこうとするのは間違っています。もしかゆみを忘れられたとしてもそれは一時的なものですので、アトピーにかかわらず風邪をひいてしまったらしっかりと睡眠をとって身体を休め、一刻も早く治して健康的な生活をおくりましょう。


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