脱ステロイド後のアトピーの全身に影響が出るリバウンド症状
アトピー性皮膚炎の治療の過程で、脱ステロイド時にみられるリバウンドの症状についてご紹介します。
アトピー性皮膚炎の治療にはステロイドを使うのが一般的です。しかし、ステロイドは副作用などがあり長期間の使用は身体に悪いといわれているために、アトピー性皮膚炎を根本的に治療するためには、ステロイドではなく自然の治療法を行った方がいいといわれています。そのためにステロイドの使用をやめたいところですが、いきなりステロイドを止めるとアトピーの症状が一気にひどくなります。これをリバウンドと呼んでいます。アトピーのリバウンドでは、具体的にはどのような症状が起きるのでしょうか。
リバウンドでみられる症状のひとつは、体液(リンパ液)が身体全体から多く流れることです。就寝時にリンパ液が流れたり掻いてしまったりして、布団が汚れる人も多くいるそうです。また、皮膚が全体的にカサカサして、見た目が非常に悪くなります。カサカサするだけではなく、ジュクジュクしてかゆみをともなうことも多いそうです。ひざの裏やひじの裏などがかぶれた状態になることもあります。かゆみを強くともなって、皮膚がボロボロと落ちてくることも多くあります。
皮膚の症状だけではなく、リバウンドの症状は身体全体におよびます。髪の毛が抜けたり、髪がやせたりします。胃腸にもトラブルが起きます。下痢などの症状が出ます。女性だと生理がこないこともあるそうです。
基本的にステロイドを塗っていた部分にリバウンドの症状が出るのですが、今まではアトピーが出ていなかった部分にもリバウンド時はアトピーの症状が出る場合もあります。首や手、顔に特に出やすいですが、身体に相当毒素がたまっていた場合は胃腸などにも症状がおよび、倦怠感におそわれることもあるということです。
このようにつらいリバウンドの症状なので、早くおさまってアトピーが完全によくなって欲しいですよね。リバウンドの症状が出る期間は人によって違います。2週間でだいたいよくなるという人も、3年以上かかるという人もいるようです。さらに、リバウンドは、一度よくなっても再び繰り返されることが多いということです。暑い時期になったら悪化したり、冬などの乾燥した季節に悪化したりと、リバウンドの症状がいつ悪化するかも人によって違います。風邪などをひいて免疫がおちると悪くなる場合もあります。いずれにせよ、アトピーは身体の健康に深く結びついているので、健康的な生活をおくることが重要です。
リバウンドを繰り返して、つらかったアトピーにお別れを告げることができた人が大勢います。苦しい期間ですが、乗り越えられるように工夫して生活していきましょう。


