アトピーでも美味しく食べられるカレーの作り方
アトピーには刺激物がよくないといわれています。刺激物のひとつにカレーがあります。アトピー体質ではカレーを食べてはいけないのでしょうか。そんなことはないのです。アトピーでも美味しくカレーを食べられる方法をお伝えします。
カレーがアトピーによくないといわれているのは、カレーには必要不可欠な香辛料のせいです。カレーにふくまれているものだけではなく、コショウやトウガラシ、わさび、からしなどの香辛料は熱性のものであり、熱性のものは体温をあげるために、アトピー肌のかゆみや赤みを増してしまうのです。
しかし、カレーがアトピーによくない原因はそれだけではありません。
一般家庭でのカレーのポピュラーな作り方は、野菜や肉をいためて煮込んでから市販のカレールーを入れる、というものなのではないでしょうか。このとき、肉や野菜がアトピーに悪いわけではなく、問題視するべきなのはカレールーです。しかも、市販のカレールーが問題なのです。
誰でもかんたんに美味しいカレーを手軽に作ることのできる市販のカレールーですが、それにはさまざまな添加物や脂が入っています。アトピーにとって油のとりすぎ、化学物質のとりすぎは天敵です。市販のカレールーに含まれている植物油脂には気をつけたいところです。なかでも気をつけたいのが、リノール酸の油脂です。このリノール酸がアトピーにとって悪者なのです。
それでも、カレーはみんな大好きなごちそうです。アトピーでもおいしいカレーが食べたいですよね。工夫して、アトピーによいカレーを作りましょう。
それでは、アトピー体質でも安心で美味しく食べられるカレーはどのように作ればよいのでしょうか。ひとことで言えば、安心で安全な天然の材料を使ってカレーを作る、ということです。市販のカレールーをやめて、カレー粉を使いましょう。肉や野菜をいためて、カレー粉をまぶします。
このとき、肉ではなくてシーフードだとアトピーのためにもっとよいです。肉が食べたいときには少量にして、よくかんで食べましょう。肉やシーフードなしでの野菜カレーはとてもおすすめです。にんじんやたまねぎをすりおろして入れると、まろやかで味わいも深みを増して、野菜だけでもじゅうぶんおいしくなります。ジャガイモやインゲン、なすやほうれんそうなどをたっぷり入れれば、ミネラルの多い野菜をたくさんとることになってよいですね。
いためる油にも気をつかいましょう。オリーブオイルをはじめとする天然の油を使うことをおすすめします。これも、たくさん使いすぎてはよくありません。
激辛カレーが好きな方もおおぜいいると思いますが、激辛カレーを食べただけでアトピーの発症になるわけではありません。からいものを食べたときの「熱」によってアトピーの症状が悪化するのであって、すべてカレーのせいではないのです。工夫して安全な材料でカレーを作ればアトピーでもおいしくカレーが食べられます。
ところで、カレーといえばインドを本場として思い起こしますが、日本のカレーとはインドではなくイギリスから伝わったものなのです。インドがイギリス領だった時代に、カレーを手軽に食べられないか、とイギリス人が考え出したのがカレー粉です。それが日本に伝わったのです。だから、インドにはカレー粉はそもそもないのです。インドでは漢方薬としても使われている香辛料や自然の材料をカレーに用います。本場のほんもののインドのカレーはアトピーにぴったりかもしれませんね。
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